溶接記号
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溶接記号だけで溶接方法を指示することはまれです。 特に下のaの継ぎ手の種類などは、図中でわかるようにするのが通常です。 建築図面などでは、このような詳細図を描かないことが、あるかもしれませんが、機械図面においては、どの様に板を組み合わせるかは、図示します。
しかし、ビードの長さ、ピッチ、溶接高さ、開先の形状などは溶接記号で指示します。
a, 溶接継手の種類
b, 開先形状の種類
なぜ、こんなにいろいろな形が必要なのでしょう?
開先をとるのも手間がかかります。 つなぎ合わせる両方の母材を加工するのは面倒だな~
片方だけで済ませたい、、のがレ形、K形です。
溶接を両側から行うためには母材を反転させなければなりません。
小さなものは問題になりませんが大きなものは、大変、または不可能です。 そうしたとき
片側だけから行う溶接の時の開先がV形、レ形
両側から行う溶接の時の開先がX形、K形になります。
c, 溶接深さ
溶接表面から溶接底面までの距離完全溶け込みは板厚に等しい
d, 溶接部記号
d, 説明線への記載方法