やさしい実践 機械設計講座
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空気圧の負荷率

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アクチュエータの負荷率

ピストンに作用する負荷の大きさをを、総負荷とシリンダの理論出力との比を定義したもの。

負荷率 η=総負荷[N]/シリンダ理論出力[N]

各作業における負荷率の目安は右図の通りになる。

静的作業の場合

(1) 、最終端での出力が確保されれば問題がない。

この場合、排気側の圧力の影響がないため、抗力としては摺動抵抗を考慮すれば良い。

(2)の動的作業 動作中には、排気側に背圧が発生する。

シリンダ自体の摺動抵抗も含めて、負荷率を低めに考える。

高速動作の場合には、もっと低く取る必要がある。

 

 

 

 

(3)の水平方向の動作の場合には、 負荷の抗力は、摩擦係数だけの負荷になる。

このような場合には、加速性の問題や終端での運動エネルギー吸収など、動作させる質量からシリンダサイズを選定する。

質量は垂直動作の100%の負荷に限定する。 水平の場合 物体を動かすのは摩擦係数分だけの出力があれば 動くが 動いた物体を止めねばならず あまり重たい物体を小さすぎるシリンダーで動かした場合 最悪の場合シリンダーを損傷する。 

カタログにあるクッションのエネルギー吸収量を検討する必要がある。

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