空気圧の調質,2

 

ルブリケ一タ  

空気圧機器の潤滑装置です。

ルブリケータは、空気圧機器に供給する圧縮空気の流れを利用して、必要箇所 に潤滑油を送ります。 

 

スプレー(霧吹き器)の原理で潤滑油を微粒化(霧状) し、圧縮空気の流れによって吹き飛ばさせて、それぞれの摺動部分に潤滑油を

給 油します。

 

一般に、微粒子になった油の直径は約1~5〔μm〕です。 油の微粒 子がこれ以上に大きいとすぐ沈降し、また、小さいと機器の必要な部分に付着し にくくなるなど、その粒子径は潤滑特性と直接関係してきます。

 

そのため、用途 によって適正なルブリケータを選定しなければなりません。

 

空気圧機器用としてのルブリケータは、その構造と機能によって全量式(オイル フォグ式)と、

選択式(マイクロフォグ式)に大別されます。

 

全量式ルブリケータ は、発生させた油粒の全量をそのままOUT側ポートから送り出すもので、油粒の 径は、比較的大きいものの割合が多い。

 

選択式ルブリケータは、ノズル部で発生した霧状の油粒のうちから、1 ~2〔μm〕以下の微細なものだけを選択してOUT側ポートから送り出す。

 

一般には、配管内の管壁に付着することが少ないので、遠方の機器まで給油 することができます。 一般にル ブリケータと呼んでいるもののほとんどが、この形式をとっています。

 

自動可変絞り式ルブリケータは、空気流量が大幅に変化するようなときで、給油量に過不足が出ることを防ぐことができます。

 

弾性体でできた抵抗体(可変絞り機構)をベンチュリ部に設けて、小流量時にはオリフィス径を小さくし、流量抵抗を大きくし ます。

 

逆に、大流量時には可変絞り部の変形によってオリフィス径を大きく し、流量抵抗を小さくします。

給油の絶対量は、上部のオイル調節弁で調節します。

 

この形式のルブリケータは、発生したオイルミストがすべて圧縮空気の流れに 混入しますから、その油粒の大きさは一定でなく、配管の内壁に付着しやすいです。

あまり遠くまで給油することはむずかしく、オイルミストの到達距離は最高5mまでが限界とされています。


選択式ルブリケータ  

右図に、選択式ルブリケータの構造を示します。

IN側 に流入した圧縮空気は、全量式の場合と同様に可変絞り部を通して、ここで発生する差圧によってケース内のオイルパイプから上部の室に送られます。

 

この油を油量調節プランジ ャで油量を調節して、滴下管から滴 下しますが、全量式と違ってメインラインの圧縮空気流中に直接滴下さ せずに、分岐された圧縮空気中ヘノ ズルから霧状にして飛ばします。

 

 

 


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